なんだか随分前になってしまうのですが、『anan』の No.1899にて、

女性のカラダの悩み特集部分に作品を提供しました。

ここに載せているのは実際に採用になったものとは少し違うのですが。

女性のフォルムやバスト、子宮など身体の部位も制作しました。

[flora]シリーズとはまた違う女性モチーフへのアプローチです。

[flora]シリーズとは違いますが、

内蔵というモチーフでいろいろ作ってみると

どういう文脈の作品になるのでしょう。

[flora]は骨だから良いんだよなぁ〜と思いながら、

こんなふうに押し花を終わらせることが出来ず、

可能性をぼんやりと考えています。

依頼を受けて制作するものにはいろいろ反省点が毎度ありますが、

いつも嬉しい機会を与えられてもらえてうれしいものです。

『anan』の No.1899はベッキーの表紙です。

今日はとても懐かしい匂いがするなぁとおもって六本木を歩いた。

雨が降っていたのに午後、よく晴れせいだと思うのだけども。

葉や土は見えずとも、その存在を無視できない。

小学生の頃よく帰り道にかいだような、そいう匂いだ。

からだは大人なのに、都会にいるのに、

急にそんな匂いをとたんに嗅がされては、

なんだか一瞬わけがわからなくなるのだ。

そういう違和感はなんだか、むずむずするが、

きらいじゃないかもしれない。

そして夏の通り雨の後とは違う、この時期特有の匂いなのだが、

嗅いだ人にしかわかってもらえなそうなので、

妙な優越感すらあった。